薬の選び方・使い方とその根拠
対面開催
ER/ICUにおける

薬の選び方・使い方とその根拠

—病態ごとの使い方と注意点がわかる—
開催日
2025年2月16日(日)
時間
10:00-16:00
会場
飯田橋レインボービル(東京)
受講料
18,000円
*カラーテキスト・昼食・税込
グループ割引制度適用可
クレジットカード払いによるお申込み

銀行振込によるお申込み

※銀行振込の場合、お振込み手数料はお客様のご負担になります

セミナーで学べる3つの到達目標
  1. 事例を通して,病態に対する薬の選択の根拠がわかる!
  2. 薬の機序を理解することによって,患者に及ぼす影響がわかる!
  3. 患者観察のポイント,副作用対策がわかる!
受講対象者のめやす
  • 5年目までのナース
  • 後輩に指導するナース
講師からのメッセージ

「わかっているようで,結構クスリについてまだ不安がある!もう少しクスリのことをよく知りたい!」そんなあなたにと思って,コースを準備をしました!どうしても複数領域の薬剤を,調整したり使用したりするのが,急性期の医療の特徴です.薬剤を使用するときに,その特性や副作用を理解していると,自信をもってベッドサイドに臨むことができます.  本セミナーでは,循環・呼吸・神経・感染・痛み/中毒など,急性期医療において最も頻度の高い薬剤について,クスリが効果をあげるメカニズムや実際のピットフォールを理解できるように,経験ある複数の講師がわかりやすく解説をして参ります.ぜひご参加をご検討くださいませ.

プログラム(仮)
  • I.循環器のクスリ 10:00〜10:50
    • 救急といえば循環器の薬がとても大切です.
    • 昇圧薬・降圧薬に抗不整脈など多くの種類があります.
    • 具体的な使用法について具体的な場面も踏まえて学びましょう.
      • ・抗不整脈薬の選択の際のポイントは?
      • ・昇圧薬の実際の使い方
      • ・降圧薬の使用の際のピットフォール 他
  • II.呼吸器のクスリ 11:00〜11:50
    • 肺炎,喘息,気管挿管時など呼吸器は救急とは切っても切り離せません.
    • 治療の効果もすぐに見られるものも多いです.
    • ナースが押さえておくべきポイントをぜひマスターしましょう.
      • ・吸入薬は実際どう使う?
      • ・ステロイドの使用のキホンは?
      • ・鎮咳薬・去痰薬って何を選べばいいの?
      • ・気管挿管時の薬剤のピットフォールは? 他

    お昼休憩|11:50~12:50

  • III.感染症のクスリ 12:50〜13:40
    • 人類の歴史は感染症との戦いです.細菌ー真菌ーウイルスなど多岐にわたります.
    • どうやってそれぞれのクスリが効くのか?も含めて学んでいきましょう.
      • ・経静脈抗菌薬の選択と効果は?
      • ・経口抗菌薬で大事なことって?
      • ・抗ウイルス薬はどう選んだらいいの? 他
  • IV.神経のクスリ 13:50〜14:40
    • 痙攣する患者さんの対応,暴れる患者さんの対応など,神経救急は
    • 問題がいっぱいです.また救急にはめまいの患者さんも来ます.
    • どんな患者さんにどの薬剤を使うか考えましょう.
      • ・安全な抗痙攣薬の使い方は? 患者観察のポイントは?
      • ・ドキドキする場面で落ち着いて鎮静薬を使うには?
      • ・必ず楽になる抗めまい薬の使い方?
      • ・制吐薬で副作用?安全に使うには?
      • ・t-PAを落ち着いて開始するためにどうしたら? 他
  • V.鎮痛薬・中毒のクスリ 14:50〜15:40
    • ●自発呼吸トライアル(SBT)の適応とやり方
    • ●抜管前,再挿管を予防するためにできること
    • ●抜管後,再挿管を予防するためにできること
      • ・解熱性鎮痛薬の使い方の極意は?
      • ・静注鎮痛薬の容量はどうするの?
      • ・よくある解毒剤の使い方って? 他
  • VI.質疑応答 15:40〜16:00
※当日の進行状況により一部内容が変更になる場合がございます.
講師(代表)紹介

志賀 隆 先生

国際医療福祉大学 教授 救急医学

学 歴:千葉大学卒,ハーバード大学大学院卒
医学博士,公衆衛生修士
経 歴:2001年千葉大学医学部医学科卒業.東京医療センター初期研修医,沖米国海軍病院,浦添総合病院救急部を経て,2006年米国ミネソタ州メイヨー・クリニック研修,2009年ハーバード大学マサチューセッツ総合病院指導医.2011年より東京ベイ浦安市川医療センター救急科部長.2017年7月より現職.
所属学会:日本救急医学会救急科専門医・指導医,米国救急医学会
編著書:『ER・救急999の謎』(MEDSi)
『考えるER-サムライ・プラクティス』(シービーアール)
『実践シミュレーション教育』(MEDSi)
『エラーを防ごう! 救急M&Mカンファレンス』(Gakken)
『必勝!気道管理術』(秀潤社)
『ER・ICUの薬剤121』(メディカ出版)

【お申込みにあたっての注意事項】
定員120名、最少催行人数50名|お申込み締切2月10日(月)予定
お申込み状況によっては、予定よりも早く申込みを締め切る場合がございます。また、開催1か月前までに申込みが最少催行人数に達しない場合には、中止する場合がございます(その場合は全額ご返金いたします)。
キャンセル規定については、Leaflet裏面や、こちらのページをご確認ください。
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