仕様：260ページ／B5判／定価（本体 5,600円＋税）／2013年11月発行

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編集：久保田　雅也（国立成育医療研究センター　神経内科）

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【目　次】
I．てんかんとは？
1 てんかんの定義と治療の必要性 〈秋山倫之〉
2 てんかんの前兆と発作の鑑別ポイント 〈遠山　潤〉
3 不十分な覚醒におけるてんかん発作の鑑別 〈安元佐和〉
4 てんかんの遺伝 〈伊藤　進〉
5 自閉症に合併するてんかん 〈星野　愛〉

II．年齢と発作症状によるてんかんの分類と診断
6 点頭てんかんの診断・治療・フォローのポイント 〈安部信平，奥村彰久〉
7 点頭てんかんの発達予後 〈亀井　淳，赤坂真奈美，荒谷菜海〉
8 Lennox−Gastaut症候群 〈古山晶子〉
9 Panayiotopoulos症候群 〈青天目　信〉
10 中心・側頭部に棘波をもつ良性小児てんかん 〈白石秀明〉
11 小児側頭葉てんかん 〈太田さやか〉
12 前頭葉てんかん 〈中島啓介，菅原祐之〉
13 若年性ミオクローヌスてんかん・覚醒時大発作を伴うてんかん・若年欠神てんかん 〈岩崎博之〉

III．脳波所見の読み方，考え方
14 アーチファクトおよび突発性異常波と間違えやすい正常波形 〈柴田明子〉
15 脳波異常の割合と発作との関係 〈宮本雄策，山本寿子，攪上詩織〉
16 ルーチン脳波で脳波異常が出にくいてんかん症候群 〈橋本修二〉
17 脳波の改善と合併症状（高次機能を含む）の改善との関係 〈菊池健二郎，浜野晋一郎〉
18 新生児脳波 〈城所博之，奥村彰久〉
19 熱性けいれんと脳波 〈三牧正和〉
20 定型欠神発作・非定型欠神発作と複雑部分発作 〈吉川秀人〉
21 発作時脳波をとる適応と測定環境 〈山本真梨子〉

IV．てんかん発作と非てんかん発作の鑑別
22 新生児特有のてんかん発作と非てんかん発作 〈久保田哲夫，深沢達也〉
23 乳幼児でてんかん発作と鑑別すべき非てんかん発作 〈柏井洋文〉
24 学童期以降でてんかん発作と鑑別すべき非てんかん発作 〈寺嶋　宙〉

V．てんかんの治療
25 てんかん治療開始の時期と悪化の関係 〈斎藤義朗〉
26 ACTH療法 〈小篠史郎〉
27 ケトン食療法 〈小国美也子〉
28 家族が知っておくべきてんかんの処置・禁忌 〈阿部裕一〉
29 初発のけいれん重積における治療の選択 〈齋藤貴志〉
30 てんかんの内科的治療の限界と外科治療のポイント 〈宇佐美憲一，川合謙介〉
31 抗てんかん薬の無効・有効の変遷 〈須山麻衣子，藤井克則〉
32 抗てんかん薬で悪化する場合 〈八谷靖夫〉
33 新規抗てんかん薬 〈山中　岳，石田　悠，森地振一郎〉

VI．患者・家族の疑問や不安に答える
34 学校生活・家庭生活での注意点 〈大府正治
35 てんかんに特有な学習障害・性格傾向・行動パターン 〈安藤亜希〉
36 てんかんの病名告知 〈水口浩一〉
37 てんかんと外国旅行 〈長澤哲郎〉
38 てんかんに影響する身体的・精神的ストレス 〈渡邊　優〉
39 てんかんに影響する睡眠障害 〈福水道郎〉