肝硬変症に伴う日和見感染であり、小血管周囲性に慢性炎症を認める。脳実質内にアカントアメーバ原虫体(栄養体、矢印)が分布し、一部に嚢子も観察される(inset)。右では、患者自身の血清中に含まれる抗アメーバ抗体によって、感染原虫が褐色に染めだされている。