図21
日本脳炎の組織像(HE染色)
左:低倍率
右:高倍率

強い炎症性浮腫により、5歳男児の大脳基底核はスポンジ状の淡明化壊死を示している。小血管壁にリンパ球浸潤が観察される。高倍率では、神経細胞を中心としたミクログリア(マクロファージ)の集簇(neuronophagia)が特徴である。封入体形成はない。

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