図16
エイズの死因となったトキソプラズマ脳炎
左:大脳半球前額断の肉眼所見、ホルマリン固定後
右:免疫染色
大脳基底核を中心に壊死性病変がみられる(矢頭)。組織学的に、トキソプラズマの偽嚢子が多数観察され、特異抗血清によって褐色に染めだされている。炎症反応はみられない。