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チーム医療のための がんロコモハンドブック
商品説明
- 552
- A5
- 4,500
- 2021年10月
- がん患者が動ける・社会活動できることを目指す「がんロコモ」対策を、多職種によるチーム医療で行うための一冊。
- がん医療・運動器障害の丁寧な解説で、がん患者の診療に関わるすべての医師・パラメディカルに必携。
I .総論:がん患者の運動器管理の重要性
1.ロコモティブシンドロームとは
2.がんロコモとは
II .がんロコモ治療に必要ながん医療の基礎知識
1.がんの評価
- がん治療の考え方とパフォーマンスステータス(PS)
- がん患者の生命予後の評価と包括的アプローチ
- ステージ・TMN分類
- キャンサーボードとは
2.治療総論
- 薬物療法
- 手術治療
- 放射線治療の適応と効果
- 疼痛治療
- がん性疼痛とは
- 非オピオイド鎮痛薬
- オピオイド鎮痛薬
- がん患者の痛みに対するインターベンションについて
- リハビリテーション治療
- がんのリハビリテーション診療
- がん患者の理学療法PT
- がん患者の作業療法OT
- 緩和ケア
- 緩和医療における運動器障害の鑑別と対応方法
- がん相談室の役割――就労支援
- がん患者の精神心理的ケア
- がん看護における運動器管理の重要性
III .がんロコモ治療に必要な運動器障害の知識
1.運動器の評価
2.神経学的所見の評価
3.ロコモティブシンドロームの評価
4.骨粗鬆症の評価と治療(がん治療による骨粗鬆症を含む)
5.運動器のリハビリテーション診療
6.がん患者における鑑別すべき運動器疾患
- がんロコモの鑑別
- 変形性膝関節症
- 腰部脊柱管狭窄症
- 関節炎(関節リウマチ、痛風、偽痛風)
7.骨転移
- 骨転移とは ―骨転移ガイドラインのレビューを中心に
- 症状とチェックポイント
- 診断(鑑別疾患)
- 治療方針
- 骨修飾薬
- 治療の実際
- 放射線治療
- IVR治療
- 手術(脊椎)
- 手術(四肢)
- 補装具による治療
- リハビリテーション治療
- 在宅復帰における環境調整や必要な連携、サービス調整
- 集学的治療
- 骨転移キャンサーボードの意義と活用
- 実 例
8.腫瘍随伴症候群
- 関節炎・筋炎
- 高カルシウム血症
9.がん患者における薬剤性末梢神経障害とリハビリテーション治療
10.運動器障害・運動制限を起こす抗悪性腫瘍薬の副作用
- 総 論
- 小分子化合物
- 抗体薬
- 代謝拮抗薬
- 抗生物質
- 微小管阻害薬
- 白金製剤
- トポイソメラーゼ阻害薬
- サリドマイド関連薬
イマチニブ/ゲフィチニブ/アレクチニブ/ボルテゾミブ/ソラフェニブ/スニチニブ/レンバチニブ/オシメルチニブ/クリゾチニブ/エべロリムス
トラスツズマブ/トラスツマブ エムタンシン/リツキシマブ/べバシズマブ/ニボルマブ/ペムブロリズマブ/ペルツズマブ/ラムシルマブ/セツキシマブ/パニツムマブ
シクロホスファミド/フルオロウラシル/カペシタビン/S-1/ゲムシタビン/ペメトレキセド
ドキソルビシン/エピルビシン
ビンクリスチン/ビノレルビン/パクリタキセル/ナブパクリタキセル/ドセタキセル/エリブリン
シスプラチン/カルボプラチン/オキサリプラチン
イリノテカン
レナリドミド
11.骨転移を起こしやすいがんとその治療
- 乳がん
- 肺がん
- 前立腺がん
- 腎がん
- 甲状腺がん
- 上部消化管がん
- 大腸がん
- 肝がん
- 頭頸部癌
- 血液がん