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病態生理の基礎知識から学べる循環器治療薬パーフェクトガイド(第2版)
商品説明
- 138
- B5
- 3,500
- 2020年9月
4年ぶりの改訂で、新規に上梓された循環器薬や、使い方が変わった薬剤に対応。 “なぜ” “どうして”その循環器薬が効くのか、循環器専門以外の医師や研修医、看護師にもその科学的根拠がわかるよう平易に解説。 本書を読めば、「ANPの心保護作用って何?」「スタチンを使うとどうして筋肉障害が起きるの?」「利尿薬を使うとどうして尿酸値が上がるの?」など日常診療で遭遇する疑問の答えが見つかるとともに、「降圧薬を飲んでいる時はなぜグレープフルーツは食べちゃダメなの?」などといった患者から受ける質問に対して明確に答えられるようになります。 また、各疾患別Chapterの最後には[薬剤選択のヒント]として、処方のポイントを紹介。たとえば、「心不全ではACE-1とARBどちらを選択するか」「慢性冠症候群でのβブロッカー、Ca拮抗薬、硝酸薬の使い分け」など、循環器専門医の処方の真髄が垣間見れると同時に、より理解が深まる内容目白押しです。
Chapter1 心不全
- 心不全とは
- 従来の心不全治療法と最近の心不全治療法
- 生体の適応現象
- 心不全薬の種類と使い方
- 強心薬
- 理解を深めるためのステップアップ1─薬の作用機序
- ホスホジエステラーゼ阻害薬
- 理解を深めるためのステップアップ2─薬の作用機序
- 利尿薬
- 理解を深めるためのステップアップ3─薬の作用機序
- レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系に作用する薬
- 理解を深めるためのステップアップ4─薬の作用機序
- 交感神経β受容体遮断薬(βブロッカー)
- 理解を深めるためのステップアップ5─薬の作用機序
- 血管拡張薬:硝酸薬とANP
- 理解を深めるためのステップアップ6─薬の作用機序
- その他の心不全治療薬
- 心不全の治療
- 急性心不全の治療
- 慢性心不全の治療
- 薬剤選択のヒント
Chapter2 高血圧
- 高血圧とは
- 血圧の調節機構
- 降圧薬の種類と使い方
- Ca拮抗薬
- 理解を深めるためのステップアップ1─薬の作用機序
- ACE阻害薬・ARB
- 理解を深めるためのステップアップ2─薬の作用機序
- 利尿薬
- 理解を深めるためのステップアップ3─薬の作用機序
- 交感神経系に作用する降圧薬
- 理解を深めるためのステップアップ4─薬の作用機序
- 高血圧の治療
- 高血圧治療のキホン
- 薬剤選択のステップ1
- 薬剤選択のステップ2
- 降圧薬の併用
Chapter3 虚血性心疾患
- 虚血性心疾患とは
- 虚血性心疾患の分類の変化
- 慢性冠動脈疾患の病態生理
- 急性冠症候群の病態生理
- 慢性冠動脈疾患で用いる薬剤の種類と使い方・治療
- 硝酸薬
- 理解を深めるためのステップアップ1─薬の作用機序
- 急性冠症候群で用いる薬剤の種類と使い方・治療
- 脂質代謝
- 脂質異常症の薬物治療
- スタチン
- 理解を深めるためのステップアップ2─薬の作用機序
- スタチン以外の脂質異常症治療薬
- 理解を深めるためのステップアップ3─薬の作用機序
- CETP阻害薬
- 理解を深めるためのステップアップ4─薬の作用機序
- PCSK9阻害薬
- 理解を深めるためのステップアップ5─薬の作用機序
- その他の脂質異常症治療薬
- 抗炎症・抗酸化治療
- 薬剤選択のヒント
Chapter4 不整脈
- 不整脈とは
- 心臓のイオンチャネル
- 不整脈のメカニズム
- 抗不整脈薬の種類と使い方
- 抗不整脈薬
- 理解を深めるためのステップアップ─薬の作用機序
- 不整脈の治療
- 頻脈性不整脈の鑑別診断
- 期外収縮
- 房室結節リエントリー性頻拍と房室回帰性頻拍
- 心房細動
- 心房粗動
- 心室頻拍
- 薬剤選択のヒント
Chapter5 血栓症
- 血栓症とは
- 凝固系
- 2つの血栓
- 血栓症治療薬の種類と使い方
- 抗血小板薬
- 理解を深めるためのステップアップ1─薬の作用機序
- 抗凝固薬
- 理解を深めるためのステップアップ2─薬の作用機序
- 血栓症の治療
- 心房細動の心原性脳塞栓予防
- 急性心筋梗塞の治療
- 肺血栓塞栓症の治療
- 閉塞性動脈硬化症の治療
- 薬剤選択のヒント