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ISBN978-4-88378-678-7
医療概論 —医療従事者のコモンセンス14章—
商品説明
仕様:本体160ページ B5判 2色
定価(本体 2,700円+税)/2019年11月発行
著:高崎眞弓(九州保健福祉大学 学長)
【目 次】
第1章 健康の維持は食生活と運動習慣にある
1.健康の概念
2.健康日本21
3.喫煙と健康阻害
4.肥満と健康阻害
5.食生活と運動習慣の重要性
6.睡眠と休養
第2章 なぜ病気になるか
1.病気の原因
2.老 化
3.健康寿命と平均寿命
4.死 因
5.人口の高齢化と少子化
第3章 なぜがんになるか
1.がんの発生機序
2.罹患数と死亡数
3.喫煙とがん
4.がん予防策
5.緩和ケア
第4章 病気の診断はどのように行われるか
1.病気の診断と治療の流れ
2.医療面接
3.身体診察
4.臨床検査
5.画像検査
第5章 さまざまな治療法がある
1.高木兼寛の脚気予防法の発見
2.自然治癒力
3.多様な治療法
4.具体的な治療法
5.代替医療
第6章 近代医学は消毒法と麻酔法の発見から開花
1.近代医学はまだ始まって150年
2.ゼンメルワイスの塩化カルシウム液による手指消毒
3.華岡青洲の乳がん手術と麻酔
4.モートンのエーテル麻酔
5.500年前の解剖図が今も通用
第7章 医療はチームで行う
1.医療の担い手
2.医療チーム
3.コミュニケーションの重要性
4.プロフェッション(専門職)
第8章 治療法は患者が決める
1.患者の権利章典
2.患者の自己決定権
3.インフォームドコンセント
4.選択の痛み
第9章 医療を安全に行うにはどうするか
1.医療事故と安全改革
2.医療事故の原因
3.インシデントレポート
4.事故への対応
第10章 日本の医療制度は世界一か
1.健康保険
2.国民医療費
3.医療サービス
4.医療施設
第11章 病気予防のための対策はあるか
1.1次予防
2.2次予防
3.3次予防
4.介護保険
第12章 医の倫理とはなんだ
1.「ヒポクラテスの誓い」
2.「リスボン宣言」
3.臨床における倫理の諸問題
4.守秘義務
第13章 脳死があって臓器移植がある
1.植物状態
2.死の解釈
3.脳 死
4.移植医療
第14章 死への対応をどうするか
1.死の告知
2.終末期医療
3.安楽死
索引