トップ / 看護書籍 / 基礎看護
ISBN978-4-88378-655-8
看護現場ですぐに役立つ ファシリテーションの秘訣 —カンファレンス、グループワーク、日常コミュニケーションの現状改善のために—
商品説明
仕様:132ページ/B5判/定価(本体 2,400円+税)/2017年9月発行
著者:國澤 尚子 (医療生協さいたま地域社会と健康研究所 副所長)
:大塚 眞理子(宮城大学看護学群看護学類 教授)
【目 次】
Chapter1ファシリテーションは現状改善の切り札 1.似ているけれど少し違う役割
2.さまざまな場面で活用されるファシリテーション
1教育研修型ファシリテーション
2合意形成型ファシリテーション
3問題解決型ファシリテーション
3.議論が不活発な原因
1司会者のプレッシャー
2正解を探そうとする思考
3「何でもいい」「自由に話していい」という言葉の見えないしばり
4ほかのメンバーの影響力
5会議への参加姿勢
4.チームで取り組む問題解決
1チームの条件
2チームワーク
3コンフリクト
4対人関係の中での相互作用
5.リーダーとファシリテータ
Chapter2ファシリテーションスキルの基本
1.議論を促進するコミュニケーションスキル
1きくスキル
2意味の不一致に気づかせる
3話し手の意図と聴き手の受けとめ方の不一致に気づかせる
4否定しない
5受けとめたことを伝えるスキル
6捉え直すスキル
7反論を促すスキル
8意見の変化を認める
9メンバーの気になる態度への対応
2.話し合いの場をつくるスキル
1準 備
2話し合いのプロセス
3.チーム形成のためのスキル
1自己紹介
2チームのルール
4.議論をリードするスキル
1コミュニケーションで議論をリードする
2図を使って議論をリードする
3合意形成する
5.ファシリテータの役割発揮に必要なこと
1振り返り
2ファシリテータとチームの位置関係
3モデルを示す
Chapter3看護実践に活用するファシリテーション
1.研修でのファシリテーション
2.カンファレンスでのファシリテーション
1一言で変化するカンファレンス
2医療者と家族の意見が一致しないカンファレンスの場面
3内容に具体性のないカンファレンスの場面
3.実践の場でのファシリテーション
4.コンフリクトが生じた場合のファシリテーション
1意見のズレ(ギャップ)を確認させる
2お互いのコンテクスト(文化・習慣・価値観・規範など考え方の枠組み)を理解させる
3正否を決めさせない
4より合意可能で,合理的で実現可能な方法について議論を促す
5相手の立場で考えさせる
6一致させるべき目標を確認させる
7対立を解消するアイデアを出させる
5.ファシリテーションスキルが発揮されないとき
1強制的なリーダーの振る舞いをしている
2偏り
3ファシリテータの役割をとっていない
4日頃の人間関係
Capter4ステップアップファシリテーション
-看護師が実践する多職種連携と教育のためのファシリテーション-
1.チーム医療や多職種連携を支えるもの
1患者の治療とケアに携わる多職種の願い
2多職種間のコミュニケーション
3多職種カンファレンスの実施
4組織の力
2.チーム医療や多職種連携を培う専門職連携教育(IPE)
1専門職連携教育(IPE)の特徴
2基礎教育(資格取得教育)におけるIPE
3現任教育で行うIPE
3.専門職連携教育(IPE)に必要なファシリテーション
1ケース1:基礎教育(資格取得教育)におけるIPEのファシリテーション
2ケース2:現任教育におけるIPEのファシリテーション
4.多職種連携におけるファシリテーション
1専門職連携実践(IPW)の構造
2IPWコンピテンシー
3ケース3:IPWを促進するファシリテータ
4ケース4:機関外のファシリテータが促進するIPWの例
索 引
[商品コード ] 655
ISBN978-4-88378-655-8
看護現場ですぐに役立つ ファシリテーションの秘訣 —カンファレンス、グループワーク、日常コミュニケーションの現状改善のために—
販売中
2,640円(税抜価格2,400円)